アフリカフウチョウソウ

《学名》
 
Cleome rutidosperma.
《科名・属名》
 フウチョウソウ科 フウチョウソウ属。
《分布・生育地》
 
熱帯アメリカ原産
《特徴》
 帰化植物(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 
ツマベニチョウモンシロチョウタイワンモンシロチョウ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影

 
 
       
   
《参考・引用文献》
1)ツマベニチョウ、モンシロチョウ、タイワンモンシロチョウ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
※本誌ではアフリカフウチョウソウ(Cleome rutidosperma)とセイヨウフウチョウソウ(Cleome hassleriana、クレオメ)が同じものの扱いになっている。なお、アフリカフウチョウソウ(Cleome rutidosperma)のみはツマベニチョウで「アフリカフウチョウソウ(セイヨウフウチョウソウ)」としてモンシロチョウ、タイワンモンシロチョウがある。ネットで見ると学名も違うし花の容姿も違うことから別物だと判断している。ちなみに本誌には「セイヨウフウチョウソウ」は未記載となっている(おそらくアフリカフウチョウソウ=セイヨウフウチョウソウと誤っているからだろう)。本誌に従いツマベニチョウのみアフリカフウチョウソウとするが、仁平勲「日本産蝶類幼虫食草一覧」(2004)では、アフリカフウチョウソウの記載はなく、ツマベニチョウ、モンシロチョウ、タイワンモンシロチョウの食草としてセイヨウフウチョウソウがある。何かの混乱が生じたと思う。なお、本誌では学名はアフリカフウチョウソウ(Cleome rutidosperma)のみとなり、セイヨウフウチョウソウの記録はないことになる。
《文献覚え書き》

 食草:モンシロチョウの新たな食草:幼虫・卵を確認(アフリカフウチョウソウ)2019年5月27日、熊谷信晴「モンシロチョウの新たな食草:アフリカフウチョウソウ」、SATSUMA164(2019).