●アカメガシワ●
《学名》
Mallotus japonicus.
《科名・属名》
トウダイグサ科
《分布・生育地》
本州、四国、九州、南西諸島から朝鮮・中国・台湾に分布する落葉の高木。
《特徴》
河原、海岸、伐採跡地などの日当たりの良い場所に生える。海岸の堤防などにもよく生育し、埋め立て地などにもよく見られる。雌雄異株である。6月に黄色い花を咲かせる。雄花は多数の雄しべが伸びて目立つが、雌花は雌しべだけからなり、目立たない。
アカメガシワの新葉には赤い鱗片が多数あり、芽だし部分が赤いので、アカメであり、広い葉をカシワと呼んだものであろう。赤い色は毛であるので、この鱗片は葉の生長とともに脱落し、地の緑色が見えて緑色になる(ネット参考1。ネット参考2)。
《食草としている沖縄の蝶類》
タイワンクロボシシジミ。
《蝶の幼生期写真解説》
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影
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