アカメガシワ

《学名》
 
Mallotus japonicus.
《科名・属名》
 トウダイグサ科
《分布・生育地》
 本州、四国、九州、南西諸島から朝鮮・中国・台湾に分布する落葉の高木。
《特徴》
 河原、海岸、伐採跡地などの日当たりの良い場所に生える。海岸の堤防などにもよく生育し、埋め立て地などにもよく見られる。雌雄異株である。6月に黄色い花を咲かせる。雄花は多数の雄しべが伸びて目立つが、雌花は雌しべだけからなり、目立たない。
 アカメガシワの新葉には赤い鱗片が多数あり、芽だし部分が赤いので、アカメであり、広い葉をカシワと呼んだものであろう。赤い色は毛であるので、この鱗片は葉の生長とともに脱落し、地の緑色が見えて緑色になる(ネット参考1ネット参考2)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 タイワンクロボシシジミ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影

     
タイワンクロボシシジミ終齢 うるま市 2006年1月24日      
《参考・引用文献》
1)タイワンクロボシシジミ;比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
※-.
《文献覚え書き》

 -().