●イヌビワ●
《学名》
Ficus erecta var. erecta.
《科名・属名》
クワ科 イチジク属。
《分布・生育地》
日本(本州関西以西、四国、九州、沖縄)の海岸や沿海の山地に自生。
《特徴》
葉は狭い倒卵形から長楕円形、基部は少し心形か丸まる。葉質は薄くて草質、表面は滑らかかあるいは短い毛が立っていてざらつく。変異が多く、海岸沿いでは厚い葉のものも見ることがある。ごく幅の狭い葉をつけるものをホソバイヌビワ
(var. sieboldii (Miq.) King)、葉面に毛の多いものをケイヌビワ (var. beecheyana (Hook.
et Arn.) King) というが、中間的なものもある(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
イシガケチョウ、ルリマダラ、ツマムラサキマダラ、。
《蝶の幼生期写真解説》
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。まだ、この食草から見つけた事がない。
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