イヌシバ

《学名》
 
Stenotaphrum secundatum.
《科名・属名》
 イネ科・イヌシバ属。
《分布・生育地》
 熱帯アメリカ原産。
《特徴》
 芝生材料のとして導入された。ゴルフ場などで使われる西洋芝と比べ、芝刈りの必要がなく、日陰でも育つことから、 公園などに多く植えられている(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 チャバネセセリイチモンジセセリ(*以下)、ユウレイセセリ(ありんくりん通信61)。
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。まだ、この食草から見つけた事がない。

 
   
イチモンジセセリ中齢 名護市 2012年1月11日 ユウレイセセリ中齢 国頭村浜 2023年5月2日 2012年1月11日(新田敦子)    
《参考・引用文献》
1)チャバネセセリ;比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
※本誌にイチモンジセセリ*、ユウレイセセリは未記録
《文献覚え書き》

 食草:ユウレイセセリの幼虫をイヌシバ(イネ科)で確認 国頭村浜 2023年5月2日 新田敦子「ユウレイセセリの食草イヌシバ」ありんくりん通信61(2023).
*食草:イチモンジセセリ卵(チャボウシノシッペイ)名護市 2011年11月1日「沖縄県におけるイチモンジセセリの生態観察」新田敦子、SATSUMA147(2012).←イヌシバの誤同定と判明(2023)、いずれ訂正文を「SATSUMA」へ投稿予定.