《学名》 Alpinia flabellat 《科名・属名》 ショウガ科 ハナミョウガ属 《分布・生育地》 沖縄(西表島、石垣島)、フィリピンなどの固有種。 海岸に近い林下、薄暗い森林の山道で見かける人の背の高さくらいになる大型植物。 《特徴》 草丈1〜3mの多年草(ネット参考)。 《食草としている沖縄の蝶類》 クロセセリ、シロウラナミシジミ。 《蝶の幼生期写真解説》 幼虫の写真は、全て新田智撮影。西表島のシロウラナミシジミは、迷蝶と飛来してきた後、主にシュクシャの花で発生を繰り返す。しかし、花期が終わった後、生き延びた個体郡の♀は食草を求め分散し、イリオモテクマタケランで細々と発生したと思われる。迷蝶から移動蝶となりそのうち定着化となる可能性が、こういった自生の固有植物の有無にかかっているような気がする。