●カンノンチク●
《学名》
Rhapis excelsa.
《科名》
ヤシ科 カンノンチク属。
《分布・生育地》
中国原産。
《特徴》
常緑の観賞用植物。常緑の低木で、短い地下茎を伸ばして繁殖。茎は直立して高さ2mまで、太さは2cm程に達する。茎は分枝することなく、その表面は古い葉鞘とその繊維で硬く包まれる。繊維は黒褐色だが、実際の樹皮は緑色。葉は茎の先端に集まって生じ、長い葉柄の先の葉身は長さ15-25cmほどで、掌状に4-8片に割れる。葉身には縦襞があり、表面に向かって膨らんでいて、先端は細かく割れ目が入る。葉質は硬くて緑が色濃い(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
クロボシセセリ、ルリモンジャノメ。
《蝶の幼生期写真解説》
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。
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