《学名》 Crateva religiosa 《科名・属名》 フウチョウボク科 ギョボク属 《分布・生育地》 東南アジア、インド、アフリカなどの熱帯に分布する。 日本では鹿児島県本土以南・南西諸島に自生する。石灰岩地帯に多く、畑の周囲や海岸林の中によく見られる。 《特徴》 葉は3出複葉。花は枝先に総状花序をなし、雄蕊・雌蕊が長く目立つ。果実は卵形の液果。 材はやわらかくて軽く、細工物に使われる。「魚木」の名は釣りの擬餌にしたことによる。またアフリカなどでは果実を食用にする(ネット参考)。 《食草としている沖縄の蝶類》 ツマベニチョウ、モンシロチョウ、タイワンモンシロチョウ、クロテンシロチョウ、タイワンシロチョウ。 《蝶の幼生期写真解説》 幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。