ギョボク

《学名》
 
Crateva religiosa
《科名・属名》
 フウチョウボク科 ギョボク属
《分布・生育地》
 東南アジア、インド、アフリカなどの熱帯に分布する。
 日本では鹿児島県本土以南・南西諸島に自生する。石灰岩地帯に多く、畑の周囲や海岸林の中によく見られる。
《特徴》
 葉は3出複葉。花は枝先に総状花序をなし、雄蕊・雌蕊が長く目立つ。果実は卵形の液果。
材はやわらかくて軽く、細工物に使われる。「魚木」の名は釣りの擬餌にしたことによる。またアフリカなどでは果実を食用にする(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ツマベニチョウモンシロチョウタイワンモンシロチョウクロテンシロチョウタイワンシロチョウ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
ツマベニチョウ終齢(威嚇?のポーズ)うるま市 2010年1月26日 モンシロチョウ終齢幼虫 うるま市 2009年10月16日 クロテンシロチョウ1齢幼虫 西表島 2003年11月10日  
《参考・引用文献》
1)ツマベニチョウ、モンシロチョウ、タイワンモンシロチョウ、クロテンシロチョウ、タイワンシロチョウ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:-.