クロガヤ

《学名》
 
Aglaophenia whiteleggei.
《科名・属名》
 カヤツリグサ科・クロガヤ属。
《分布・生育地》
 九州(奄美大島以南)〜沖縄。
《特徴》
 草丈60〜90センチ多年草。根茎は短く、大きな株となり、茎は硬くて平滑で少数の葉をつける。部の鱗片は花を抱かず、上の3個の鱗片だけが広卵形で花を含む。果実(痩果)は倒卵形で三稜があり、長さ4〜5ミリ、初め白色であるが後に黒熟し、光沢がある(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 リュウキュウヒメジャノメ(未発表)。
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
 
     
リュウキュウヒメジャノメ終齢幼虫(クロガヤ)国頭村 2009年4月4日・未発表      
《参考・引用文献》
1)比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
※本誌には記録なし.
《文献覚え書き》

 食草:リュウキュウヒメジャノメ(未発表).