クロヨナ

《学名》
 
Pongamia pinnata
《科名・属名》
 マメ科 クロヨナ属。
《分布・生育地》
 九州(屋久島以南)〜沖縄。
《特徴》
 常緑高木(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 オキナワビロウドセセリヒイロシジミウラナミシジミヒメウラナミシジミルリウラナミシジミウスアオオナガウラナミシジミムラサキオナガウラナミシジミウラギンシジミ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。西表島の野外でクロヨナの実に穿つ穴が開いている莢を発見、このヒイロシジミの若齢幼虫を採集し、そのままクロヨナで飼育、♂の羽化まで観察。。

 
オキナワビロウドセセリ巣を作る若齢(右)と食事する中齢(左)うるま市 2012年4月15日 ヒイロシジミ終齢 西表島産(飼育)2004年12月30日  ルリウラナミシジミ産卵 うるま市 2009年10月22日  
       
       
《参考・引用文献》
1)オキナワビロウドセセリ、ヒイロシジミ、ウラナミシジミ、ヒメウラナミシジミ、ルリウラナミシジミ、ウスアオオナガウラナミシジミ、ウラギンシジミ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:シロウラナミシジミ、熊谷隆「クロバナツルアズキの花を食べていたシロウラナミシジミ」季刊ゆずりは68(2015).