ケブカルイラソウ

《学名》
 
Ruellia squarrosa
《科名・属名》
 キツネノマゴ科 ルイラソウ属
《分布・生育地》
 原産地は熱帯アメリカ。
 日本では沖縄に帰化。観賞用に導入された多年草で匍匐しながら、路地を覆っていく。性質は強健でつり鉢、花壇、庭園などで環境の厳しいところでも良く育つ。
《特徴》
 名前の由来は茎や葉全体に毛が多いことからついた。
 花径は3〜4センチで、花の色は青紫色である。 花冠は筒状で、先が5つに深く裂ける。 裂片には皺が寄っている。 花は一日花で、夕方早くに閉じてしまう。
 葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ホリイコシジミタテハモドキ

《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。タテハモドキの幼虫は、葉縁からよく食べる。ホリイコシジミの幼虫は蕾の中に潜り込みよく食べていた。しかし、蛹化まで至ったかは確認が出来ていない。

   
ホリイコシジミ終齢 うるま市 2013年12月13日 タテハモドキ終齢 うるま市 2011年8月26日    
《参考・引用文献》
1)ホリイコシジミ、タテハモドキ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:-.