●ケブカルイラソウ●
《学名》
Ruellia squarrosa
《科名・属名》
キツネノマゴ科 ルイラソウ属
《分布・生育地》
原産地は熱帯アメリカ。
日本では沖縄に帰化。観賞用に導入された多年草で匍匐しながら、路地を覆っていく。性質は強健でつり鉢、花壇、庭園などで環境の厳しいところでも良く育つ。
《特徴》
名前の由来は茎や葉全体に毛が多いことからついた。
花径は3〜4センチで、花の色は青紫色である。 花冠は筒状で、先が5つに深く裂ける。 裂片には皺が寄っている。 花は一日花で、夕方早くに閉じてしまう。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
ホリイコシジミ、タテハモドキ。
《蝶の幼生期写真解説》
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。タテハモドキの幼虫は、葉縁からよく食べる。ホリイコシジミの幼虫は蕾の中に潜り込みよく食べていた。しかし、蛹化まで至ったかは確認が出来ていない。
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