コウシュンカズラ

《学名》
 
Tristellateia australasiae
《科名・属名》
 キントラノオ科 トリステラティア属。
《分布・生育地》
 沖縄や台湾、マレーシアなどの熱帯アジアからオーストラリアにかけて広く分布。石垣、西表、与那国島に自生していて海岸に普通に見られる蔓性の植物。
《特徴》
 つるは他のものに絡ませながらよじ登っていき、その長さは10mに達する。花は茎の先端に付き、鮮やかな黄色で径2cm、5枚の花びら。沖縄での開花期が4〜12月の四季咲きで、性質はとても強健で、病害虫にも強いことから、垣根などに利用されている(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》

 タイワンアオバセセリヤクシマルリシジミ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

     
タイワンアオバセセリ終齢 与那国島 2002年8月27日      
《参考・引用文献》
1)タイワンアオバセセリ、ヤクシマルリシジミ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:-.