サクララン

《学名》
 
Hoya carnosa.
《科名》
 キョウチクトウ科(ガガイモ科)ホヤ属。
 ※旧ガガイモ科はキョウチクトウ科に含められた。
《分布・生育地》
 日本、中国、台湾、オーストラリア原産。
《特徴》
 つるで伸びる。肉質の花。葉っぱも分厚く光沢あり。葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、手鞠状に白い花が集まってつく。花冠は5つに裂け、淡い紅色を帯びる。花冠の真ん中は星形に赤く色づく。花はよい香りがする(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 アサギマダラ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。まだ、この食草から見つけた事がない。
写真はフウトウカズラに下垂した蛹から羽化したアサギマダラ♂、左横にはサクラランが写り込んでいる。そのサクラランには食痕のようなものがあった。

 
   
アサギマダラ♂羽化殻と発生環境(フウトウカズラ、サクララン付近)名護市 2015年5月27日 同左アサギマダラ♂羽化殻付近のサクララン(食痕?)名護市 2015年5月27日    
《参考・引用文献》
1)アサギマダラ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:-.