ササキビ

《学名》
 
Setaria palmifolia.
《科名》
 イネ科 エノコログサ(アワ)属。
《分布・生育地》
 九州(南部、奄美大島)〜沖縄(沖縄島、石垣島、西表島)。
《特徴》
 草丈1〜2mの多年草。茎は硬く、粗毛が多い。葉は長楕円形で幅3〜7センチ、長さ30センチ程で縦じわが著しくてざらつく。葉鞘には硬い毛があり、触れると刺さって痛い。花序は、長さ20〜40センチ程の穂状で、小穂が密につき、先は垂れる(ネット参考

《食草としている沖縄の蝶類》
 ユウレイセセリ(未記録)、クロコノマチョウウスイロコノマチョウ(未記録)、リュウキュウヒメジャノメ(未記録)。
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

ユウレイセセリ終齢 名護市 2015年10月6日(新田敦子) クロコノマチョウ終齢 名護市 2015年6月9日 ウスイロコノマチョウ蛹 名護市 2018年5月15日 リュウキュウヒメジャノメ中齢 名護市 2018年5月10日
《参考・引用文献》
1)クロコノマチョウ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
※本誌にユウレイセセリ、ウスイロコノマチョウ、リュウキュウヒメジャノメの記録なし.
《文献覚え書き》

 食草:-.