サツマサンキライ

《学名》
 
Smilax bracteata Presl
《科名・属名》
 ユリ科 シオデ属。
《分布・生育地》
 沖縄各島に分布。
《特徴》
 草丈は10m位にもなるつる性の半低木。茎は太くて分枝し、疎らに刺がある。葉は卵形〜長楕円形で、長さ5〜10cm、幅3〜13cm。先は急鋭尖頭で、厚くてややツヤがある。花は雌雄異株で、葉液から長さ5〜8cmの枝を出し、散状花序に多数の花をつけ、時には分枝して2〜3個の花序をつける場合もある。花色は黄橙色〜帯黄色、雄花の花被片は線状長楕円形で、長さ約5mm、開花時には著しく反り返る。雌花の花被片は卵形長楕円形で、長さ約2.5mm。果実(液果)は楕円形で長さ5〜7mm、黒熟する低地から山地にかけて生育する常緑のツル植物。ツルにはトゲがありそばにある植物に絡まって伸びていく(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》

 ルリタテハ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

       
ルリタテハ終齢 まだ撮影できてない日      
《参考・引用文献》
1)ルリタテハ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:-.