シチヘンゲ

《学名》
 
Lantana camara subsp. aculeata.
《科名》
 クマツヅラ科 シチヘンゲ属。
《分布・生育地》
 南アメリカ原産。
《特徴》
 高1〜2m。茎や枝には下向きの小刺がある。葉は対生し、卵形〜卵状長楕円形、表面にしわが多く、長さ2〜12cm、鋭頭ないしやや鈍頭、基部は鋭形またはときにやや円く、表面に粗毛があり、裏面には脈上に短毛がある。花序は頭状で径約3cm、長さ2〜8cmの柄がある。苞は長楕円形〜披針形、鋭頭、圧着する粗毛があり、長さ4〜7mm、幅1〜1.5mm。萼は膜質で長さ約3mm。花冠は橙黄色または黄色で、のち赤色または淡紅色に変色(<七変化>の名はこれによる)、筒部は長さ約1cm、外面に微毛があり、中部以上はややふくれて湾曲、舷部は4〜5裂し、平開して径6〜8mm。液果は球形で黒熟し、径約3mm。花期は6〜11月。別名ランタナ(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ホリイコシジミ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
       
ホリイコシジミ-日      
《参考・引用文献》
1)ホリイコシジミ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

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