●セイヨウフウチョウソウ●《学名》 |
▲モンシロチョウ終齢 うるま市 2003年4月29日 |
《参考・引用文献》 1)比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019). ※本誌ではアフリカフウチョウソウ(Cleome rutidosperma)とセイヨウフウチョウソウ(Cleome hassleriana、クレオメ)が同じものの扱いになっている。なお、アフリカフウチョウソウ(Cleome rutidosperma)のみはツマベニチョウで「アフリカフウチョウソウ(セイヨウフウチョウソウ)」としてモンシロチョウ、タイワンモンシロチョウがある。ネットで見ると学名も違うし花の容姿も違うことから別物だと判断している。ちなみに本誌には「セイヨウフウチョウソウ」は未記載(目次にはない)となっている(おそらくアフリカフウチョウソウ=セイヨウフウチョウソウと誤っているからだろう)。本誌に従いツマベニチョウのみアフリカフウチョウソウとするが、仁平勲「日本産蝶類幼虫食草一覧」(2004)では、アフリカフウチョウソウの記載はなく、ツマベニチョウ、モンシロチョウ、タイワンモンシロチョウの食草としてセイヨウフウチョウソウがある。何かの混乱が生じたと思う。ちなみに、本誌の学名は全てアフリカフウチョウソウ(Cleome rutidosperma)になっており、学名からするとセイヨウフウチョウソウの記録はないことになっている。 《文献覚え書き》 食草;ツマベニチョウ、モンシロチョウ、タイワンモンシロチョウ:仁平勲「日本産蝶類幼虫食草一覧」(2004). |