タブノキ

《学名》
 
Machilus thunbergii.
《科名》
 クスノキ科 タブノキ属。
《分布・生育地》
 本州(青森県岩崎、秋田県、岩手県以南)、四国、九州、琉球、朝鮮半島南部、台湾、中国の暖帯および亜熱帯に広く分布する。特に沿海地に多く群生。
《特徴》
 常緑高木で樹幹は直立し、枝条は太く横にひろがり笠形の樹冠をなす。樹皮は灰褐色平滑であるが、老木となり粗ぞうとなる。小枝は緑色。葉は有柄で互生し、倒卵形または楕円形で表面は光沢がある。花は両性花で黄緑色をし、小枝の先に群がってつく。液果は扁球形で黒紫色、果柄は赤色である。種子は1個あり、球形で汚褐色をなす(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 アオスジアゲハ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
     
アオスジアゲハ卵(タブノキ)うるま市 2010年6月19日(新田敦子)      
《参考・引用文献》
1)アオスジアゲハ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:-.