チガヤ

《学名》
 
Imperata cylindrica L.
《科名》
 イネ科 チガヤ属。
《分布・生育地》
 北海道から琉球列島までの全土でごく普通。
《特徴》
 イネ科の多年生雑草で、葉は線形緑褐色でやや堅く、下部は狭くなって葉鞘のようになり、葉鞘には通常毛がはえている。茎は直立して高さ50-150cmほど、葉は長さ15-50cmほどに成長。日本全土に分布し、旺盛な繁殖力や根茎からの再生力の強さなどから世界の最重要害草10種のうちの1つになっている。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ネッタイアカセセリチャバネセセリトガリチャバネセセリイチモンジセセリユウレイセセリマサキウラナミジャノメヤエヤマウラナミジャノメリュウキュウヒメジャノメウスイロコノマチョウクロコノマチョウ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
 
チャバネセセリ終齢 名護市 2011年12月27日 イチモンジセセリ中齢 名護市 2012年1月11日 リュウキュウヒメジャノメ終齢 うるま市 2009年4月22日 ウスイロコノマチョウ終齢 名護市 2012年4月9日
《参考・引用文献》
1)ネッタイアカセセリ、チャバネセセリ、トガリチャバネセセリ、イチモンジセセリ、ユウレイセセリ、マサキウラナミジャノメ、ヤエヤマウラナミジャノメ、リュウキュウヒメジャノメ、ウスイロコノマチョウ、クロコノマチョウ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草;-.