トックリヤシ

《学名》
 
Hyophorbe lagenicaulis.
《科名》
 ヤシ科 トックリヤシ属。
《分布・生育地》
 インド洋地方原産。
《特徴》
 木の幹の根元近くが「とっくり」のようにふくらむ。幹には「環状紋」がある。葉は幹の上の方で横に広がる(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 クロボシセセリルリモンジャノメ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記のない限り全て新田智撮影。

 
     
ルリモンジャノメ若齢幼虫(トックリヤシ)西表島美田良 2022年6月20日      
《参考・引用文献》
1)クロボシセセリ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
 ※本誌にはルリモンジャノの記録なし.
《文献覚え書き》

 食草;ルリモンジャノメ卵・幼虫・蛹など確認した植物(アレカヤシ・マニラヤシ・コミノクロツグ・ココヤシ・ヤエヤマヤシ・ビロウ・シンノウヤシ*・トックリヤシ*)西表島星立・浦内・美田良・美原・大富 2022年6月20日〜24日 新田智「メモ蝶;西表島旅行II(2022年6月20日〜24日)」ありんくりん通信(57)1-16(2022)..