●ナンテンカズラ●
《学名》
Caesalpinia crista L.
《科名》
マメ科。
《分布・生育地》
屋久島以南の南西諸島。
《特徴》
海岸や川沿いの林縁に生育する常緑つる性木本。葉軸に逆向きの短い刺があり、その刺で他の植物にひっかかる。葉は二回羽状複葉で、羽片に3対前後の小葉がつく。頂生する総状花序に黄色の花を多数つける。西表島では1月頃から咲き始め、最盛期は3〜4月頃で、5月頃まで咲く。
《食草としている沖縄の蝶類》
ミナミキチョウ、タイワンキチョウ、ルリウラナミシジミ、ヒメウラナミシジミ、ヤクシマルリシジミ。
《蝶の幼生期写真解説》
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。
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