ナンテンカズラ

《学名》
 
Caesalpinia crista L.
《科名》
 マメ科 ジャケツイバラ属。
《分布・生育地》
 屋久島以南の南西諸島。
《特徴》
 海岸や川沿いの林縁に生育する常緑つる性木本。葉軸に逆向きの短い刺があり、その刺で他の植物にひっかかる。葉は二回羽状複葉で、羽片に3対前後の小葉がつく。頂生する総状花序に黄色の花を多数つける。西表島では1月頃から咲き始め、最盛期は3〜4月頃で、5月頃まで咲く(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ミナミキチョウタイワンキチョウルリウラナミシジミヒメウラナミシジミヤクシマルリシジミ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

   
ミナミキチョウ終齢 沖縄島 2009年11月29日 タイワンキチョウ幼虫群 波照間島 2004年5月25日    
《参考・引用文献》
1)ミナミキチョウ、タイワンキチョウ、ルリウラナミシジミ、ヒメウラナミシジミ、ヤクシマルリシジミ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草;-.