●ハマナタマメ●
《学名》
Canavalia lineata.
《科名》
マメ科 ナタマメ属。
《分布・生育地》
本州(太平洋側は千葉県以西、日本海側は山形県以西)から四国、九州、南西諸島、小笠原諸島に分布。
《特徴》
ツル性の多年草。主に熱帯から亜熱帯の海岸に生育する。地下茎が地中を長く伸びるほか、茎も丈夫で広い面積を覆う。見慣れないと、あまりに旺盛に生育するその姿は、遠目からではクズの群落にも見えてしまう。
花は7月頃に咲き、葉腋から長い柄を出し、総状に薄桃色の可愛らしい花を多数つける。このマメ科独特の蝶形花は3センチ程もあり、花柄はその重さに耐え切れずに垂れ下がり、花は逆さまになってしまう(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
ウラナミシジミ、オジロシジミ、ルリウラナミシジミ。
《蝶の幼生期写真解説》
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。。
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