ハマナタマメ

《学名》
 
Canavalia lineata.
《科名》
 マメ科 ナタマメ属。
《分布・生育地》
 本州(太平洋側は千葉県以西、日本海側は山形県以西)から四国、九州、南西諸島、小笠原諸島に分布。
《特徴》
 ツル性の多年草。主に熱帯から亜熱帯の海岸に生育する。地下茎が地中を長く伸びるほか、茎も丈夫で広い面積を覆う。見慣れないと、あまりに旺盛に生育するその姿は、遠目からではクズの群落にも見えてしまう。
 花は7月頃に咲き、葉腋から長い柄を出し、総状に薄桃色の可愛らしい花を多数つける。このマメ科独特の蝶形花は3センチ程もあり、花柄はその重さに耐え切れずに垂れ下がり、花は逆さまになってしまう(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ウラナミシジミオジロシジミルリウラナミシジミ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。。

     
ルリウラナミシジミ中齢・終齢 瀬底島 2016年8月17日      
《参考・引用文献》
1)ウラナミシジミ、オジロシジミ、ルリウラナミシジミ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草;-.