ハチジョウススキ

《学名》
 
Miscanthus sinensis Andersson var. condensatus.
《科名》
 イネ科 ススキ属。
《分布・生育地》
 在来種 本州(千葉から愛知県の太平洋岸)、沖縄、台湾。
《特徴》
 ススキに比べ全体に太く、茎は直径2pにもなる。葉の幅も1.5〜4pと広い。葉の縁には刺があるが、縁が裏側に巻いているため、葉の表からは刺が見えにくい。ススキより刺が鈍く、触っても刺がひっかかりにくく、刺のないこともある(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ネッタイアカセセリチャバネセセリ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
 
     
ネッタイアカセセリ寄生終齢(ハチジョウススキ)西表島 2010年6月30日      
《参考・引用文献》
1)ネッタイアカセセリ、チャバネセセリ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草;-.