パラグラス

《学名》
 
Brachiaria mutica.
《科名》
 イネ科
 ブラキアリア属。
《分布・生育地》
 牧草として移入。
《特徴》
 パラグラスは牧草として導入された多年生草本、茎の高さは1〜2メートル大型の草。葉身は長さ15〜45センチ、幅10〜15ミリ葉縁はススキのようにざらつく(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 ネッタイアカセセリチャバネセセリユウレイセセリウスイロコノマチョウ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。ウスイロコノマチョウ蛹の写真は道ばたの一角に小規模に繁茂したパラグラスで、多数の幼虫や蛹を観察できた。撮影に挑戦したが、幼虫写真は全てボツでこの蛹の写真のみだった。

 
 
ユウレイセセリ終齢 うるま市 2012年6月15日 ウスイロコノマチョウ蛹 名護市 2015年10月20日(新田敦子) チャバネセセリ蛹(パラグラス)うるま市 2012年5月4日  
《参考・引用文献》
1)ネッタイアカセセリ、チャバネセセリ、ユウレイセセリ、ウスイロコノマチョウ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草;-.