ヒラミレモン(シークヮーサー)

《学名》
 
Citrus depressa
《科名・属名》
 ミカン科 ミカン属
《分布・生育地》
 琉球諸島および台湾に自生。
 野生種なので、いろいろなところに育っている。道端、民家、公園、林の裾など。
《特徴》
 沖縄の各島々に野生するミカン。常緑の中高木で花期は3月〜4月、直径3センチメートルほどの白い花を咲かせ、夏には青い果実を無数に付ける(ネット参考)。
 果実の旬は8〜9月。「青切り」といわれる、未熟な青い状態のものが収穫され、レモンのようなさわやかな酸味をもつ。より熟したものは12〜1月が旬。果皮が黄色くなり、糖度も上がって甘酸っぱい。生食用として出荷される。
《食草としている沖縄の蝶類》
 アゲハシロオビアゲハオナシシロオビアゲハクロアゲハナガサキアゲハモンキアゲハオキナワカラスアゲハ

《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

   
ナガサキアゲハ終齢 うるま市 2007年6月26日 アゲハ産卵(ヒラミレモン)大宜味村 2006年8月19日    
《参考・引用文献》
1)アゲハ、シロオビアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
 ※本誌にはオナシシロオビアゲハ、オキナワカラスアゲハの記録なし.
 ※本誌ではシイクワシャー(シークワサー)とし「し」にありますが、方言名なので和名のヒラミレモンを採用。
《文献覚え書き》

 食草;オナシシロオビアゲハ:杉本雅志「日本産オナシシロオビアゲハの飼育記録」蝶研フィールド83(1993).
 食草;オキナワカラスアゲハ:仁平勲「日本産蝶類幼虫食草一覧」(2004).