マニラヤシ

《学名》
 
Adonidia merrillii.
《科名・属名》
 ヤシ科 アドニディア属。
《分布・生育地》
 フィリピン原産。
《特徴》
 つる性常緑樹。
 常緑の中型のヤシ。高さ4〜6mの中高木。葉は全裂する羽状葉で、小葉は長さ60〜70cmの披針形となり横断面がV字状。果実は長さ3cmほどの紡錘形で、赤く熟する。観葉植物から街路樹と観賞用として利用。常緑中高木(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 クロボシセセリルリモンジャノメ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
     
ルリモンジャノメ蛹(マニラヤシ)西表島浦内 2022年4月26日      
《参考・引用文献》
1)クロボシセセリ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
 ※本誌にはルリモンジャノメの記録なし。
《文献覚え書き》

 食草;ルリモンジャノメ卵・幼虫・蛹など確認した植物(ビロウ・ココヤシ・ヤエヤマヤシ・アレカヤシ・コミノクロツグ・マニラヤシ*)西表島船浮・星立・浦内・美田良 2022年4月22日〜26日 新田智「メモ蝶;西表島旅行(2022年4月22日〜26日)」ありんくりん通信56(2022).