ミヤコジマソウ

《学名》
 
Hemigraphis okamotoi.
《科名・属名》
 キツネノマゴ科 ヒロハサギゴケ属
 注.APGV分類では、属名はイセハナビ属(Strobilanthes)で 、学名(S. reptans)。
 また、正式和名はヒロハサギゴケとしている。
《分布・生育地》
 日本では、宮古島の東平安名岬にのみ自生。
《特徴》
 全体的に毛を有し小型。茎は節から根を出し長くはう。葉は対生し、円形で鋸歯があり、両面に結晶が目立つ。茎の先に白色でろうと形の花を数個つける。石灰岩上にまれに生える、多年草(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 イワサキタテハモドキ(未発表・大阪のKY氏)、タテハモドキ(未発表・新田智)。
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。タテハモドキは当時、恐らく初記録。

     
タテハモドキ終齢 うるま市 2016年7月12日      
《参考・引用文献》
1)比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
 ※本誌には記録なし。
《文献覚え書き》

 食草;ミヤコジマソウ;イワサキタテハモドキ(未発表・大阪のKY氏)、タテハモドキ(未発表・新田智).