ヤブニッケイ

《学名》
 
Cinnamomum japonicum.
《科名・属名》
 クスノキ科
 ニッケイ属。
《分布・生育地》
 福島県以南〜沖縄の山地。
《特徴》
 高さ20メートル、直径50cmになる。葉は互生。樹皮は灰黒色。葉は互生。葉身は長さ7〜10センチ、幅2〜5センチの長楕円形で、3脈が目立つ。2本の支脈は葉の先まで達せず、肩のあたりで消失する。葉柄は長さ8〜18ミリ。淡黄緑色の小さな花が長い柄の先に散生状に数個ずつつく。花被は筒形で上部は6裂する。花被片は平開しない。雄しべは12本。果実は液果。長さ1.5センチほどの球形〜楕円形、10〜11月に黒紫色に熟す。果床は浅い杯形。花期は6月(ネット参考)。
《食草としている沖縄の蝶類》
 アオスジアゲハ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

 
     
アオスジアゲハ若齢 うるま市  2011年6月6日      
《参考・引用文献》
1)アオスジアゲハ:比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019).
《文献覚え書き》

 食草:-.