ヤマビワ

《学名》
 
Meliosma rigida
《科名・属名》
 アワブキ科
《分布・生育地》
 本州の紀伊半島以西、四国、九州、琉球列島に産する。葉はビワに似ているので意外に遠くからでも、見つけることが出来る。
《特徴》
 常緑広葉樹林の林内や林縁で、低木あるいは亜高木として生育することが多い。粗く分枝し、枝先に20センチ前後の大きな葉を密に付ける。本来は互生であるが、輪生状に見える。葉の長さは12-22センチで、形は上部で最も幅広く、下部に至るにつれて細くなって、輪生状に葉を付けても重ならないものとなっている。葉の縁には鋭い鋸歯があり、葉脈が先端にとどいて貫く形で終わっている。葉脈は明瞭で、側脈と側脈からさらに分岐する脈まで裏面に突出しているのも特徴の1つ。表面は無毛であるが、裏面には褐色の毛が多く、特に脈上には毛が多い。葉柄には毛が密生している。葉の質は堅く、毛が多くてビワの葉の質感がある。葉の形や葉脈の様子は、アワブキやミヤマハハソと共通性があり、常緑で大きなミヤマハハソといった葉の形である。
《食草としている沖縄の蝶類》
 アオバセセリスミナガシ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

   
アオバセセリ中齢 うるま市 2011年4月25日 スミナガシ4齢 うるま市 2007年6月18日    
 『蝶類生態図鑑』からは蝶の種類から食草を見る事が、この『沖縄蝶類食草図鑑』からは、蝶の種類が見れるように、植物名とそれを利用する蝶類が相互にリンクできたらと思っています。そして今後は可能な限り野外での写真をと思っています。 ホームへ 沖縄蝶類食草図鑑インデックスへ
《謝辞》
 今まで「沖縄蝶類・食草図鑑」は、“沖縄昆虫同好会”のブログをリンクさせていただいてました。改めまして、相乗りリンクさせて頂きましたこと、比嘉正一会長をはじめ沖縄昆虫同好会の皆様に重ねて御礼申し上げます。
なお、“沖縄昆虫同好会”のブログでは、会の案内と最新の活動案内の他に、植物について知識が豊富な比嘉会長が沖縄の蝶類の食草について、写真を用い詳しく解説しています。植物の写真をご覧になりたい方は“沖縄昆虫同好会”のブログから、「ブログ内検察」で検索お願いします。植物の写真とともに解説が表示されます。“沖縄昆虫同好会”のブログはこちら!!。
《参考資料》
 増補改正 琉球植物目録(初島住彦・天野鉄夫・1994年)
 日本産蝶類幼虫食草一覧(仁平勲・2004)
 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会・2013年)

★植物の学名・特徴などはインターネットの検索で引用させて頂いてます。ネット引用;“沖縄昆虫同好会”のブログほか。