リュウキュウヌスビトハギ

《学名》
 
Desmodium laterale Schindl
《科名・属名》
 マメ科 ヌスビトハギ属
《分布・生育地》
 九州(南部)〜沖縄。低地の林内に生育する多年生の草本。沖縄島では中北部に多く、南部には少ない。
《特徴》
 高さ40cm程度の常緑亜低木。茎は稜があり、毛がある。葉は3小葉からなり、頂小葉は長楕円形〜卵状長楕円形の長さ5〜10cmで、幅1.5〜3cm。側小葉は頂小葉より小さい。花は茎頂に円錐花序となり、まばらに花をつける。花冠は淡桃色で長さ5mm程。莢果は2〜3小節果からなって小節果は小さく、長さ6〜7mmで、幅4〜5mm。よくくっつく。
《食草としている沖縄の蝶類》
 リュウキュウウラボシシジミリュウキュウミスジ
《蝶の幼生期写真解説》
 
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。

   
リュキュウウラボシシジミ卵 大宜味村 2012年12月7日 リュウキュウミスジ終齢 国頭村 2006年1月21日(新田敦子)