●リュウキュウウマノスズクサ●
《学名》
Aristolochia liukiuensis
《科名・属名》
ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属
《分布・生育地》
奄美大島以南〜南西諸島、台湾
沖縄の各島々に普通に生えている蔓性の植物。
《特徴》
木本で蔓性の多年生植物。
葉は円心形か3角状心形で、長さ8〜15cm。葉の裏は毛があり、脈は著しく隆起する。
花は帯黄緑色で、萼の舷部(ラッパの先)は、全体紫褐色か紫褐色の縦縞がある。
《食草としている沖縄の蝶類》
ジャコウアゲハ、ベニモンアゲハ、キシタアゲハ。
《蝶の幼生期写真解説》
幼虫の写真は、特記がないかぎり全て新田智撮影。ジャコウアゲハとベニモンアゲハは同じ食草を食べているが、沖縄本島においては発生時期に微妙な差があるように思う。
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