沖縄蝶類食草図鑑/植物名索引【せ】

 このコーナーでは沖縄県で発生している蝶類の食草を紹介しています。植物の名前を調べるのは一苦労します。とりあえずは、記録のある植物名を五十音順に羅列することにしました。『蝶類生態図鑑』からは蝶の種類から食草を見る事が、この『沖縄蝶類食草図鑑』からは、蝶の種類が見れるように、植物名とそれを利用する蝶類が相互にリンクできたらと思っています。そして今後は可能な限り野外での写真をと思っています。【せ】で始まる植物名。
()内の数字は食草の名前の索引しやすいように科目ごとに通し番号をつけています。索引番号の見方・一覧表について「沖縄蝶類食草図鑑索引(植物分類一覧)インデックス」でご確認ください。沖縄蝶類食草図鑑インデックスへ

セイヨウフウチョウソウ(クレオメ)(0305) セイタカヨシ(0602) セイバンモロコシ(0602) セイロンニッケイ(1501)
セイタカスズムシソウ(2104) セイロンマンリョウ(2906) センナ・スルフレア(4602) セネガルヤシ(5201)
上段;比嘉正一・長嶺邦雄「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」2-182(2019)に掲載されている食草。
 ※本誌ではアフリカフウチョウソウ(Cleome rutidosperma)とセイヨウフウチョウソウ(Cleome hassleriana、クレオメ)が同じものの扱いになっておりアフリカフウチョウソウとして「あ」にあるが、双尾Uではセイヨウフウチョウソウで「せ」にする(詳しくは「あ」インデックスに書いている)。ちなみに、本誌にはセイヨウフウチョウソウがない(目次にない)が、アフリカフウチョウソウと誤っていると考えられるので、本誌扱いにしている。
 ※本誌ではアリサンアイ(セイタカスズムシソウ)で「あ」にあるが、双尾Uではセイタカスズムシソウを採用し「せ」にしている(理由は以下)。
 沖縄の物は6年に1回同調して開花し、結実後に枯れる1回繁殖型植物。又本種は台湾のアリサンアイと同一種とされていたが、台湾のものは毎年開花する多年草で、形態的には良く似ているが生態と分布の違いで別種となるそうだ(ネット参照)。
下段:上記「改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー」のモレや以降の追加食草、未記録の食草など。
 ※ゼニアオイ:沖縄には分布しない植物。
ゼニアオイ(0201)